先日開催された WWDC15 にて、Mac の新しい OS、OS X El Capitan が発表されました。今秋リリース予定です。
WWDC15 で発表された情報によると、OS X Maverics から OS X Yosemite にアップグレードした際のような、外観や機能が大きく変わることはないようですが、Yosemite をベースにさらに使い勝手が向上するような機能が追加されるようです。
ちなみに「El Capitan」という日本人にはあまり聞きなれない名称となっていますが、El Capitan とは、米国ヨセミテ国立公園にある一枚岩のことだそうで、この名称からもあくまで Yosemite をベースとした、新 OS であることを鑑みることができるかと思います。
さて、気になるアップデート内容についてですが、主な変更点は下記のようになるようです。
- Split View の追加
- Mission Control の機能拡張
- フォントの追加
- テキスト入力方法の変更
- Spotlight の機能拡張
- メール、メモ、写真、マップアプリの機能拡張
- Metal 導入によるグラフィック処理の向上
- 全体的なアプリケーションの処理速度の向上
詳しい内容については、Apple の公式ページをご覧いただければと思います。Apple 公式ページ
上でも述べていますが、使い勝手向上、処理速度向上を主としたアップデートという印象ですね。個人的に気になるのは Split View とテキスト入力方法の変更で、フルスクリーンモードで書き物をしたりすることが多いので、2つのアプリケーションを同時に表示できること、テキスト入力速度に関わる変更がどの程度、使いやすくなるのかが今から楽しみです。
Public Beta
Yosemite の場合と同じく、EI Capitan でも公式リリースの前に、Apple Beta Software Program に登録することで先行して新 OS を試すことができます。
登録は下記サイトから行います。自身の Apple ID に紐付ける形で登録します。
登録方法については、ほとんど Yosemite のときと同様で、Apple Beta Software Program に登録していない方はリンク先の「登録」ボタンをクリックし、自身の Apple ID でサインインすることで登録可能です。
すでに Apple Beta Software Program に登録したことがある方は、リンク先ページの「Sign In」をクリックし、Apple ID でサインインすることで登録することができます。
ベータ版の配信開始時期は現時点では公開されておりませんが、公開開始する時期になると登録した Apple ID のメールアドレス宛にメールが送信されますので、気長に待ちましょう。