Mavericks をクリーンインストールするために、Mavericks のインストールメディア(USBディスク)を作成する方法を前回書きましたが、もっと簡単に作成する方法が Apple の公式ページで紹介されていましたので紹介します。
Mavericks をクリーンインストールするには,1度上書きアップグレードして,復旧パーティションから再インストールする方法でも可能ですが,時間がかかってしまうため,こちらの方法を用いましょう。
必要なもの
- 8GB以上の外部ストレージ(USBメモリや外付けハードディスク等)
- Mac (OS X v10.6.8以降 の Mavericks のシステム要件を満たす Mac 推奨)
1. App Store で OS X 10.9 Mavericks をダウンロードします
※ダウンロードが終わると自動的にインストール画面が表示され,インストールをすすめるように表示されますが,進めずに終了してください。ここで終了しないまま進んでしまうと,インストール用のファイル群が消去されてしまいます。
2. ディスクユーティリティ.app を開きます
「ディスクユーティリティ」は、Launchpadの「その他」の中にあります。
3. Mavericks のインストールメディアを作成する外部ストレージ(USBメモリなど)を GUID パーティションテーブル、Mac OS 拡張(ジャーナリング)でフォーマットします
- 外部ストレージを選択
- 「パーティション」タブに移動
- パーティションのレイアウトを「1パーティション」にする
- 「オプション」ボタンをクリック
- 「GUID パーティションテーブル」を選択
- 名前を 「Mavericks」など、適当な名前に変更
- フォーマットが「Mac OS 拡張(ジャーナリング)になっていることを確認
- 「適用」ボタンをクリック
4. ターミナル.app を開き、下記コマンドを実行
[bash]
#インストールディスクを作成
sudo /Applications/Install OS X Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia –volume /Volumes/MAVERICKS/ –applicationpath /Applications/Install OS X Mavericks.app –nointeraction
[/bash]
※ここで、上記コマンド内の「/Volumes/Mavericks」の部分は、1つ前の手順の外部ストレージのフォーマットの際に指定した名前にします。
パスワードを聞かれますので、ログインする際のパスワードを入力してください。管理者権限をもったユーザでないと実行することはできません。
※エラーが表示される場合は、パスが間違っている可能性が高いです。「TAB」キーでファイルが存在することを確認しながらコマンドを入力してください。
5. 下記のように表示されれば、作成完了です
[bash]
Erasing Disk: 0%… 10%… 20%… 30%…100%…
Copying installer files to disk…
Copy complete.
Making disk bootable…
Copying boot files…
Copy complete.
Done.
[/bash]
6. 作成したインストールメディアをインストールしたい Mac に接続して、インストールメディアから起動し、Mavericks をクリーンインストールしましょう。ブートする方法は下記のような方法があります。
- 「システム環境設定」-> 「起動ディスク」から外部ストレージ(USBディスク等)を選択。
- 起動時,「optionキー」を押したまま電源ボタンを押して,外部ストレージを選択。
View Comments (0)