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MacBook Pro Retina の分解と掃除

購入から 3 年ほど経った MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) の分解と内部の掃除を行いました。分解といっても背面のパネルを外してロジックボードが見える状態にしただけなので、細かな作業等はありません。細かい分解については iFixit のサイト等を参考にしてください。

事前準備

背面のパネルは星型(5 角)の特殊なネジでとめられているため、取り外しには、専用のドライバーが必要になります。MacBook Pro Retina だけでなく、MacBook Air にも同じものが用いらているようです。ホームセンター等にも中々ない形なので、Amazon 等で購入することをお勧めします。今回は一番売れているものでなく、品質が良さそうな Anex 製のドライバー No.3470G を購入しました。Amazon プライム対象で Amazon が販売する製品だったのも購入の決め手の一つでした。

思ったとおり、しっかりとした作りで簡単にはなめそうにないです。肢の赤色の部分と黒色の部分は独立していて、手に押さえつけながら簡単にドライバーを回すことができます。

また、掃除前に必ず Mac の電源は落としておきます。

パネルの取り外し

パネルは 10 箇所のネジで取り付けられています。ネジの長さ等は同じですが、再度ネジを締めるときにネジをなめさせないように、ネジとネジ穴の組み合わせを覚えておきましょう。ネジは比較的簡単にとれました。

ネジは全部で10個

パネルを取り外してみると、意外なことに 3 年間ほど掃除しなかった割には、そこまで汚れていませんでした。とはいっても、ファンの部分や排気口の近くなどはそれなりに埃がたまっていましたので、エアダスターで吹き飛ばしたり、アルコール布で拭き取り、埃を除去しました。
本来は軸を傷める危険性があるため、ファンの埃をエアダスターで吹き飛ばすのは NG ですが、ファンの分解は骨が折れそうだったので、エアダスターを使いました。幸いにも今のところ問題はありません。

分かりづらいですが、画像上部の方に埃がたまっています

パネルの取り付け

掃除が終わったら、再度、底面パネルを取り付けます。このとき、ネジ締めが固く、上手く締めれない可能性があるので、ネジをなめないようにしっかり押さえつけてネジを締めてください。最後に電源を入れて正常に起動すれば完了です。

総評

底面パネルの取り外しだけでしたが、これまで Vaio 等の国内メーカーのラップトップ PC を分解するよりは簡単にロジックボードが見えるとこまで分解できました。ネジをなめる可能性があるため頻繁にはできませんが、それなりに埃がたまっていたので、たまに掃除したほうがよさそうです。

 

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